サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

【BMW E60 M5】DSC警告灯が点灯! その11~ 現物修理の依頼先を検討、そして決定へ

さて前回、交換した中古DSCユニットの(おそらく)品番違いにより、故障を完治できないままのBMW E60 M5。

 

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前回の記事はこちら↓
 

随分と遠回りしてしまいましたが……今回からは方針転換して、中古部品での修理は諦めて現物修理の道を選び、完治を目指します。

 

中古部品の件は時間軸の異なる並行世界の話ということにしておいて(笑)、それを無かったことにすると、ここからの続きとでもいいましょうか↓
 

DSC(ABS)ユニットの修理業者については、以前にも少し調査したことがあるのですが、これからは本格的な修理依頼を前提に、真剣に探してみましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、最もシンプルに「ABS 修理」で検索してみます。

 

最も目に付くのは、横浜にある某店。7年保証日帰り修理も可能というのが最大のウリのようです。

気になる費用ですが、これはHPに記載されており、M5(E60)ですと¥123,750(税込)のようです。保証が長いだけあって、中々の金額です。

ちなみに、日帰り修理の場合は工賃をプラスすればOKで、一例によると工賃¥38,000(税抜)+ブレーキオイル代¥5,600(税抜)とあります。トータルで17万円程度といったところですね。

 

次に検索結果に出てきているのが京都の某店。HPには費用が掲載されておらず「お問い合わせ下さい」となっているため不明。こちらに限らず、自動車整備業界って明朗会計のところがまだまだ少ないですよね。自動車整備は付帯作業も多く、部品交換1つをとってもお店によってどこまでキッチリ作業するかは千差万別です。「金額だけで判断されても困る」という事情はあるにせよ、他業界に比べて明らかに遅れていると思います。

 

次は東京の某店。ABSだけでなくECUやメーター、ドアミラーと、あらゆる電子部品の現物修理を行っている業者のようです。

こちらはHPに記載があり、M5(E60)のDSCユニット「Ate製のMK61」ですと修理費用は¥70,000(税抜)。保証期間が6ヶ月と短いですが、その代わり横浜の某店よりかなり安いです。ただし、こちらでは車両持ち込みの交換は行っていないようなので、ユニットを取り外して送付する必要があります。

 

次は岐阜県の某店。基本、ABS修理の専門店のようですが、M5のスロットルアクチュエーター等の修理も行っているようです。費用ですが、HPにMK61の金額は掲載されていません。同タイプのMK60が¥75,600(税込)とありますので、おそらくこの金額でしょう。保証期間は1年です。

こちらも修理のみの対応で脱着は行っていないとのことですが、近くの提携店で脱着作業ができるみたいなので、車両の持ち込みも可能なようです。ただ、さすがに日帰りというわけにはいかないみたいです。

 

最後にもう1つ、東京の某店。こちらはネットオークションにABS修理サービスを多数出品しているみたいですが、M5用のユニット修理そのものは出品されていませんでした。しかし、他車種の費用の感じからいって、おそらく¥75,000程度だと推測されます。保証期間は7年です。こちらも現物の送付が必要となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで4店ほど調べてみましたが、ABS修理の専門業者としては、大体この辺りになるのかな~と思います。

単純に価格で選ぶなら¥70,000、7年保証を求めるなら¥75,000になるのでしょうか、唯一10万円オーバーの某店を除けば、そう差はありません。ただし、脱着作業を自分でするのであればこの金額で済みますが、殆どの方はそうではないと思いますので、結局はどこかのお店で脱着してもらう工賃を含めて10万円オーバーは確実でしょう。

それを考えると「日帰り修理で即日解決」が17万円という金額は、絶妙な価格設定に思えてきます。

 

しかし、私には時間もありますし、(警告灯が点いていますが)代わりとなるDSCユニットも付いていますので、普通に車両を使用することは可能です。極論を言うと、車検のある来年11月までに警告灯が消せればそれでいいのです(笑)

そこで、時間はかかってもいいので、とにかく費用を抑えるためにもう少し調べてみると、いい方法が見つかりました!

 

それは

「海外業者に現物修理を依頼する」

です!

 

このところ、M5の情報収集には英語検索が欠かせないということで、日本語で検索した後に英語で同じワードを検索するのが癖になっていました。なので、ABS修理についても英語で検索してみよう!ということで「ABS repair」や「ABS rebuild」で検索してみると、世界にも修理業者がたくさんあるではありませんか!

ということで、海外業者の中でも良さげだと思ったところを2つ紹介します。

 

 Module Master

https://modulemaster.com/rebuilds/shop/motor-sports/abs-modules-motor-sports/bmwmk60e/

アメリカの業者で、M5のDSCユニットですと修理費用がなんと250ドル!

ちなみにドル円の先週終値は約109.3円ですので日本円換算で約27,325円、しかも保証は5年と長めです。

HPには「他者で修理できないと言われたモジュールも、私達は再構築した(直訳)」と誇らしげに記載されています。海外のHPの英語を翻訳するとなぜか信用できそうな気がしてくるのは、私が舶来コンプレックスなのでしょうか?(笑)

もちろん、中●業者のカタコトの日本語は全く信用できませんが(汗)

 

ECU TESTNG

https://www.ecutesting.com/product-catalogue/bmw/5-series/abs-pump-ecumodule-combined/amc907901/

こちらはイギリスの業者で、M5のDSCユニットの修理費用は200ポンドです。

ポンド円の先週終値は約145.7円ですので日本円換算で約29,140円、今のレートだとModuleMasterより少し高くなってしまいますが、こちらは何と永久保証(Lifetime Warranty)です!

 

言うまでもありませんが、日本に比べるとかなりリーズナブルな価格設定です。

もちろん、海外へ部品を発送する必要がありますのでそれなりの送料はかかってしまいますが、それを差し引いても国内で修理するより安く上がるはずです。

今回は、どこまで信用できるのか分かりませんが、個人的に「永久保証」というのが気になったので、ECU TESTNGに修理依頼することに決定しました!

 

次回は、修理依頼から現地への発送までの流れを記事にしたいと思います。