サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

【日産リーフ】充電ポート(充電口)が開かない!?手動で開ける方法を紹介します【AZE0】

本来なら先にM5の記事を書かないといけないとは思うのですが(実はもう作業終わって返ってきていますw)、緊急事態が発生したのでコチラを先に書かせていただきます。

先日のことです。いつものように出掛けて帰宅、バッテリー残量が40%を切っていたので自宅充電をしようと充電ポートのオープナーを押しました。ところが「ピーピーピー」というロック解除を知らせるブザー音は鳴るものの、充電ポートのリッド(蓋)は空いていません…… あれっと思いスマートキーの充電ポート開ボタンを長押しするも、それでも開かず…… 何か小さな「カチッ」という音はしているので、電気的な信号は来てそうですが、リッドのロックを解除するアクチュエーターが作動していない感じです。

ちなみに、リーフの充電ポートは鼻先にあります↓

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もちろん、充電ポートのリッドが開かないということは充電することができない……これは困ったということで「こういう場合は何か機械的に開ける方法があるはず」とネットで探すも、冬場に凍結してリッドが開かないというネタばかり…… それっぽいのが出てきたと思ったら現行リーフの開け方だったりと、思うような検索結果には辿り着けず……

ちなみに現行リーフの開け方はコチラ↓

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これは取説にある記載なのですが、初代リーフの取説には何も載ってないという……

「これはいよいよディーラー入庫するしかないか!?」「今の残量でかかりつけのディーラーまで辿り着けるのか?」と色々考えていると、ふと思い付いたのが、

 

英語で検索すれば何か出てくるかも!

 

そこで試しに「nissan leaf charge port not open」で検索してみると……見事ヒットしました! しかも作業動画まで!

その結果、なんとか無事に充電ポートのリッドを開けることはできたのですが……動画だけでは少々分かりにくい部分もあったので、日本で同じ被害者をこれ以上出さないためにもここは詳しく記載しておきますw

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはボンネットを開けて、○印のピン6箇所を外します。
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ピンはマイナスドライバーで頭を浮かせてから引き抜くタイプです。工具はこれだけしか使いませんので、ご家庭でも十分対応できます。
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ピンを外したらカバーを取り外します。前方に爪で嵌っている部分がありますが、普通に上に引っ張れば取れると思います。
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矢印のところに手を突っ込みます。
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ここが分かりにくいところですが、リッド下部(ロック機構があるところ)の裏側あたりを目指して手を入れると、樹脂部品の一部が盛り上がっている部分(ロック機構にアクセスするための穴を塞いでいるカバー)があるので、それを掴んで引っ張ります。イメージとしては、以下の画像の向きで見て15分から30分の方向に回転させるように引っ張る感じです。
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カバーを引っ張って開けるとロック機構のレバーに触れることができるようになり、それを押すことでロックが解除されます。

文章では全く伝わらないので、リッドが空いた状態で説明します。説明用にわざわざ少しバラしましたよw

これが充電ポートのリッドのロック機構です。
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○の部分が爪で引っ掛かっています。(ボルトの向こう側です)
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この爪を解除してやると樹脂部品の一部が以下のように「パカッ」と開きます。表側からは簡単に解除できますが、裏側からは力技で引っ張って解除しないといけません、ここが難しいところ……
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この穴を使って裏側から指を入れ、ロック機構のレバーを矢印の方向に押すとロックが解除されます。
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ここまでの一連の作業を、何も見えない裏側から手を入れてやらないといけないので結構大変でした。仕組みが分かっている状態なら比較的簡単にできると思いますが、手探りだとなかなか……です。

しかもショック(?)だったのは、後日何事もなかったかのように車内のオープナーでもスマートキーでも普通にリッドが開くようになっていたこと……アレは一体何だったのでしょうか……

しかし、また同じことになってもイヤなので、エンジンルーム(モータールーム?)のカバーはしばらく外したままにして様子を見てみます。また、裏側からロック機構のレバーにアクセスするためのカバーも開けたままにしておきます。このカバーはちょっと固くて開けにくいので、まだ故障したことない方も(オープナーが正常に作動しているうちに)予め表側から開けておいた方がいいかもしれません。

 

同じ症状で困った日本人の方が、この記事に辿り着いてお役に立てれば幸いです。