タイトルの通り、バッテリー上がりを起こしてしまいました。クラッチ交換で半年間預けてる間にバッテリーがそろそろ怪しいとは言われていましたが……納車後に一度長距離を走って問題なかったものの、その後2ヶ月近くエンジンを掛けていなかったので仕方ないですね。
前回バッテリーを交換したのは2020年の9月のようで、既に3年が経過しています。
前回の記事はコチラ↓
以前から「電装品は動くけどセルは回らない」程度のバッテリー上がりは起こしていましたが、今回は電装品すらも完全に動きませんw
面倒ですがジャンプスタートしてとりあえずバッテリーを充電することにします。
まずはキーレスが作動しないため、スマートキーからメカキーを取り出してドアを開けます。ドアを開けたらボンネットを開いて、トランクに置いてあるブースターケーブルを繋げば終了なのですが……
トランクどうやって開けたらいいの!?
室内にあるトランクオープナーは電動式のため当然作動せず。では、ドア同様にメカキーで……と思ったら、なんとトランクに鍵穴がありませんw
この時点でしばらく途方に暮れました……トランクに入っているのに、ブースターケーブルを新たに買ってこないといけないのは余りにも勿体ないですよね。しかし、この仕様ではオープナーが故障したときにトランクを開けることができなくなってします。それは流石にないだろとネットで調べるも、鍵穴で開ける方法ばかり出てきます。E60の5シリーズなら鍵穴が付いてるんですかね!?
ならばいつもの英語検索で! 「E60 M5 manual trunk open」で検索するとあっさり出てきました。
その方法は以下です。
- リヤシートの座面を取り外す
- 右側の座面があったところにリングの付いたワイヤーが出てるので、それを引っ張る
ではやってみましょう。(画像は電源復帰後に撮影したものです)
座面の外し方は、前端を持って上に引っ張るだけです。と、簡単に書いていますが車両はバッテリーが上がっている状態……運転席以外のドアはなぜか車内からドアノブを引っ張っても解錠できません(汗) ということで運転席から身体を屈めながら後席へ移動しますw 座面を持ち上げるという作業上、シートに座るわけにはいかないので狭い中シートと向い合う方向に立って引っ張ります。左右のツメで固定されているのですが、少し強めに揺するように引っ張ると外れました。
手順には座面を取り外すとありましたが、浮かせるだけでワイヤーにアクセスできました。取り外しはシートベルトのバックルが引っ掛かったり配線があったりで少々面倒です。
◯部分がトランクをリリースするためのワイヤーになります。少し奥まったとこにいる場合もありますので、その場合は手を突っ込んでゴソゴソすれば見つかると思います。
リングはかなりの力で思いっ切り引かないとダメでした。「ワイヤーが切れてもいいや」くらいの勢いで引っ張ってくださいw
こうして無事にトランクを開け、電源を復帰させることができたのですが……
後で取説見たら普通に載ってましたw 先にこっちを見るべきでした。
電源喪失時にトランクを開けないといけなくなった方は試してみてください。