さて、エラーコードも確認し、いよいよDSCユニットの修理を考えていたところで警告灯が消えてしまったE60 M5。
前回の記事はこちら↓
それからというものの、定期的に警告灯が点いたり消えたりを繰り返しています。よくあるのが、エンジンを掛けて走り始めると警告灯が点いてしまうのですが、1時間くらい走るとまた消えてしまう……という現象です。夏場から始まったこの症状、やはり気温が大きく関係しているのでしょうか!?
症状が収まらない一方で、現品修理の業者をどこにするかを日々検討していたのですが、ネットを徘徊していてふと思い付いたのが『中古部品を使った交換』です。しかし、ただでさえタマ数の少ないE60 M5。ネットオークションでは見つかりませんでした。
そこで、解体車からの部品取りをメインとしたリサイクルパーツの専門店を探してみることにしたのですが、これが的中! E60 M5のDSCユニットと、同じ部品を使用しているE63 M6のDSCユニットを発見しました。
値段を問い合わせると、年式の新しいM6の方は12万円と明らかに予算オーバー(汗) これなら普通に現品修理した方がいいですよね。しかし、M5の方は送料込みでなんと48000円!これはお得だと思い、迷わす購入!
ちなみに、今回利用したのはRECOジャパンさんというショップです。手順も簡単で、車名と型式を選択し、部位毎にパーツを検索することができます。
届いた中古DSCユニットがこちら↓
2006年式の車両から取り外したそうで、それなりにボロいです(写真は清掃後) 。2ヶ月の保証付きなのですが、ちゃんと作動するのか!?色々と不安はありますが、とりあえずこれで交換をしてみようと思います。理由は後述しますが、『治ればラッキー』程度の感じで。
ただ正直言って、普通にDSCユニットの故障を治したいだけならこの方法は全くオススメできません。正常な中古品を使えばもちろん故障は治りますが、その中古部品が短期間のうちにまた寿命を迎えてしまう可能性だって低くはありません。普通に今付いているユニットを外して現品修理、または新品交換を行うのがベストでしょう。
私の場合は、今後も長期にわたって車両を保有し続けたいため、定番の故障については部品のストックを持っておきたいのというのがあります。さすがに、40万円の部品を新品交換してストックするだけの余裕はありませんので、中古で対応というわけです。また、部品のストックを持っておけば、次に同じ箇所が故障してもストックの方を現品修理して交換することで、修理時の入庫期間を短縮させることができます。なので今回、中古部品の交換で治ったとしても、それはあくまで副産物と考えています。
あとは交換作業を行ってくれるお店ですが、前回オイル交換をお願いしたところに問い合わせてみたところ、エア抜き&コーディング合わせて税込35000円でやってくれるとのことで、二つ返事で予約を入れました。
ということで、今回はここまで。交換が終わったら、続きを投稿したいと思います。