さて、エンジンオイル交換が終わりましたので、満を持して添加剤の出番です。
前回の記事はコチラ↓
今回使用する添加剤ですが、以前より気になっていたコイツを試してみます↓
REWITEC PowerShot
元レーシングドライバーのミハエル・クルム氏がドイツから持ち込んだというエンジンオイル添加剤。エンジンオイルの性質を変えるのではなく、成分自体が金属の表面に作用するというエンジン内部コーティング系の添加剤です。シリンダー内やカムシャフト等、磨耗した金属面をシリジウム粒子というものが隙間を埋めて修復するため、エンジンの寿命UP & 滑らかに回るようになるらしいが果たして……!?
数年前から色々なショップで紹介されていたのでご存知の方も多いと思いますが、あんなに絶賛の嵐だとそりゃ試してみたくなるのが人情ってもんです(笑)
REWITEC レヴィテック パワーショット Mサイズ 250ml 添加剤 価格:14,053円 |
REWITEC(レヴィテック) 燃焼エンジン用コーティング剤 PowerShot(パワーショット) Lサイズ 04-1229 (排気量 2501cc~3500cc) 価格:17,111円 |
ちなみにこれ、結構お高い値段なのが難点(汗) ネットショップの最安値でもMとLの2本で約30,000円です。今回はネットオークションで25,000円程度で入手できたのでラッキーでしたね。排気量によって使用する容量が異なるため、小さいエンジンならもっと安くて済むんですけどね~。
それでも値段が高いだけあって、効果は長持ちするようです。なんと、通常使用だと走行距離約50,000kmも効果が持続するとのこと。これが本当なら、それほどコスパは悪くない!? また、約10,000kmまたは約1年後を目安に、最初の使用量の1/4~1/2程度を追加投入することで、よりコーティング効果が期待できるそうです。さらっと追加購入を促してくるあたりは流石(笑)
前置きはこの辺にして……
早速注入していきましょう。
まずはMサイズ。
このまま一気にLサイズを注入してもいいのですが、気分的には短時間でよく混ざるようにしたいので、3分ほどアイドリングしてから追加のLサイズを注入します。
これで作業は終了です。
さっそくエンジンを掛けてみます……が、特に違いは感じられません。「注入直後にエンジン音が静かになった」なんてレビューも目にしましたが、いつもと同じとしか思えません(汗) 1,500km程度走行することでコーティングが完了するそうなので、気長に様子をするとしましょう。
ここで、「とりあえず走行してみるか」と少し走り出したところでまさかの出来事が起こりました!
なんと!エンジンのフィーリングが劇的に変化しているではありませんか!
……なんてステマ丸出しな文章が続くと思ったら大間違い(笑)
答えはこれです↓
走り出して100mくらいで「ポーン!」と鳴って待避モード(汗)
「エンジン異常!出力低下」のメッセージと、メーター画像でレッドゾーンが4,500rpm辺りまで下りてきているのがお分かり頂けると思います。以前のスロットルアクチュエーター故障時に比べると、まだエンジンが吹けるので意外と走れますが、それでもちょっと危険です。
慌てて引き返してエンジンの様子を見ると、何やらアイドリングが不安定で振動も少し大きい状態、これは1気筒お亡くなりになったか!? よくあるイグニッションコイルの故障??
とにかく、添加剤の効果を試している場合ではなくなってしまいました(涙)
タイミングがタイミングなだけに、添加剤を入れたせいでどこかが壊れた!?とも考えましたが、因果関係が全く分かりません……
添加剤を500ml注入したので、エンジンオイル量がオーバーフロー!? いやいや、オイル補充ゲージは中央付近でしたし、少しくらいオイル入れ過ぎたところで1気筒壊れるなんてあり得ないでしょ……
ウキウキで作業してたのに、いきなりドン底に叩き落とされた気分です……これがM5の恐ろしさ(笑)
とりあえず、まずは現時点で何が起こっているのかを把握する必要があります。添加剤レビューが一転して、トラブルシュートの始まりです。
今度、時間があるときに診断してみます……