サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

(元)高級外車を安く維持する方法 ~ その1 ~ 点検/車検編

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今回のテーマは「如何にしてお金を使わずに、外車を維持するか」です

ここで言う「維持」とは、「車両に不具合がない状態、車検が通る状態をキープすること」を指します。車検に通らないと、乗り続けることはできませんので……

外車と言っても特にお金のかかる(元)高級車が対象です。新車時は高くて買えなかった車を安く買う&安く維持することで、なるべくお金をかけずに豊かなカーライフを送ることが目的です。

お金持ちの方には全く関係のない、セコくて貧乏臭い内容になる恐れがありますので、閲覧にはご注意ください(汗)

なお国産車については、余程特殊な車種でもない限りディーラー任せでも特に問題はなく、コストを下げる余地があまり無いため除外します。

 

私自身、新車時は1500万円近くしたBMW E60 M5を軽自動車並みの値段で購入しましたが、現在もその維持には四苦八苦しております(笑)

 

高級外車については以前にも記事をアップしております。読んで頂ければ幸いです↓

 

その経験も参考に、外車を出来る限り低コストで維持する方法について書いていきたいと思います。

 

まずは、普通に乗っていれば絶対に避けることのできない、点検/車検についてです。

 

 

 

 

 

 

公道を走る自動車は、道路運送車両法で定期的な点検が義務付けられています。乗用車の場合、12ヶ月点検と24ヶ月点検(車検)がそれに当たります。

しかし、車検はともかく、実は12ヶ月点検に関しては義務はあっても罰則はありませんので、点検を受けていないからといって特に問題にはなりません。だからといって、点検せずに路上で故障して廻りに迷惑を掛けるのも良くないので、最低限の点検は行いましょう。

ちなみに、12ヶ月点検自体には特に資格が必要な訳でもなく、個人で点検しても問題ありません。年間の走行距離が5000kmもいかないような方は、最低限の部分だけ自分で点検すればお金を節約できます。あまり乗ってない車の場合、ぶっちゃけ普通に走行できていればエンジンルームなんてベルトとバッテリーくらい見ておけば大丈夫です。もちろん、車検時にちゃんと診てもらっていることが条件ですよ!  あとはタイヤ・ブレーキの残り具合、これも目視ですぐに分かりますし、高級外車には大体パッドセンサーが付いていて交換時期を知らせてくれます。

 

次に車検ですが「高級外車は車検代が高い」と思われている方もいるかもしれません。しかし、それは車検自体の費用ではなく「今の状態では車検が通らない部分があり、それを修理する費用」が発生した場合に車検費用の総額が高くなっているだけです。

車両が車検に通る状態であれば、かかる費用は

●24ヶ月点検費用

●継続検査(車検)費用

●法定費用(自賠責/重量税など)

だけです。

この中で店によって値段が変わるのは法定費用以外の部分になるので、ココがいくらになるかに注目しましょう。車検を通すだけなら、車種にもよりますが合計10万円前後で収まるはずです。自分で整備履歴を管理できるなら、外車に疎いガソリンスタンドで車検を受けても全く問題ありません。むしろ外車に詳しくない店の方が、多少の不備があっても通っちゃうので助かることもあります(笑)

また、変に外車に詳しい店に車を預けてしまうと、車検不適合箇所があった場合に「そのお店の修理方法」に従うしかなくなります。これが厄介で、高額な修理見積りを出されたら大抵は呑むしかなくなってしまいます。外車に詳しい店から車を引き上げるなんて「お前のとこはボッタクリ!」と言っているようなもので、相当勇気いりますよね?(笑)

店の名誉の為に言っておくと、これはボッタクリではなく修理に対する方針の違いで「自分と店の方針が食い違った」だけです。店はそうは思わないでしょうけど。

詳しくない店であれば一旦車両を引き取って、自分の知り得る一番安い方法で修理して出直すことができます。

ちなみに、車検は満了日の1ヶ月前から受けることができますが、上記のこともありますので修理期間確保の為にも、なるべく早めに受けるようにしましょう。

 

当然ですが、消耗部品類を全て車検時に交換する必要はありません。基本、部品交換は必要な時にその都度行えば良いのです。ただし、車検点検時はタイヤを外して点検するため、タイヤやブレーキパッドが交換時期なのであれば、車検点検時に交換すると工賃が浮くことが多いです。同時交換で得をするもの or しないものを知っておくことが大切です。

 

と、ここまで書いてきましたが、高級外車だからといって点検や車検にお金が掛かる訳ではない、ということはご理解頂けたかと思います。

では、工夫次第で維持費に大きく差が付くポイントとは何か?

それは「消耗部品の交換」「故障時の修理の仕方」です。これについては次の機会にアップします。