サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

(元)高級外車を安く維持する方法 ~ その2 ~ 消耗部品交換&修理編

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その2です。

前回、(元)高級外車を維持していくにあたって、点検車検はコスト的にはそれほど大きな問題ではないことについて書きました。

 

前回記事はこちら↓

今回は、一番お金の掛かる部分、消耗部品の交換と故障修理について書きたいと思います。

 

まずは消耗品の交換についてですが、外車は消耗部品として規定されている範囲が国産車よりも広く、寿命も短い傾向にあります。特に、ブレーキディスク(ローター)、各種ブッシュやマウント類のゴム部品、ショックアブソーバーなんかは、国産車では相当の走行距離にならない限りあまり交換しない部品かと思います。

こういった部品に加え、お馴染みのタイヤ、ブレーキパッド、ワイパーゴム、灯火バルブ、エアクリーナー、ベルト類、スパークプラグ等々…と、各種オイル類が定期的に交換が必要なものになります。

 

では、なるべくお金を掛けずに消耗部品を交換するにはどうするか?

1つめは、部品のコストをできるだけ抑えることです。最も一般的なのは、純正部品を国内正規ルートで買うことですが、当然これが最も高い部品の入手方法です。ディーラーでの整備費用が高いのは、正規純正部品しか取り扱っていないからです。しかし、同じ純正部品でも海外から手配する並行品だと、送料を考慮しても20~30%安く手に入ったりします。

また、自動車メーカーに部品を供給しているサプライヤが自社ブランドで販売しているOEM部品や、メーカーとは無関係のメーカーが販売している社外部品というものも存在します。

そして消耗部品に関しては、基本的にOEM品か社外品で十分です。ネットでなるべく安い部品を探しましょう。純正品番が分かっていると探すのも割と簡単です。

 

2つめは、交換費用を抑えることです。

自分で交換(DIY)するか、持ち込みで交換してくれるショップを利用すればコストを抑えることができるでしょう。

 

 

 

 

 

次に故障修理ですが、ここでコストを抑えるポイントは「故障箇所の特定」「現品修理」の2点です。

ディーラーに診てもらうと、診断機を繋いで故障コードを確認 →可能性のある部品を全て交換する高額見積りを提示される……というのは定番です。これではお金がいくらあっても足りません。ピンポイントで故障箇所を特定し、ダメな部品のみを交換するのが大切です。

そして、故障箇所を特定したのはいいけど、何でもかんでも新品部品に交換……大抵はこれで良いのですが、新品部品が高額なものについては一旦落ち着いて「これは現品修理できないか?」を検討しましょう。また、部品交換の際も消耗部品の場合と同様に、純正部品以外で安価に手に入る部品がないかをしっかり確認しておくことが大切です。ちなみに、故障修理の場合は消耗部品と違って、中古部品という選択肢もあります。

ここで重要なのは、何と言っても店選びです。一店だけでの診断では、本当にそれがベストな修理方法なのか分からない場合もあります。自分でも出来るだけ調べて、ある程度修理方法に当たりを付けてから問い合わせするとスムーズです。また、診断結果や修理方法に疑問を感じた場合は、医者と同様にセカンド・オピニオンを試してみましょう。

 

 

2回に分けて紹介しましたが、細かいところはまだまだ書ききれなかった部分もあります。今後、自車のメンテナンス記事を通じて具体的な事例をアップしていきますので、ご容赦ください。

(元)高級外車の購入を迷っている方の参考になれば幸いです。