サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

【BMW E60 M5】車検見積り点検が完了、しかし帰りにまさかの事態が……

車検見積りを兼ねて点検をお願いしていたM5ですが、作業が完了したとのことで引き取りに行ってきました。

前回までの記事はコチラ↓

 

そして以前からネタにしているウォッシャー液が出ない故障ですが、私のテキトー診断が見事当たっておりウォッシャーポンプ交換で無事に治ったとのこと! ひとまずはこれで安心です。

それ以外、点検の結果は特に問題無しということで、大きな修理が発生することもなく車検はクリアできそうです。ブレーキフルードとエンジンオイル&フィルターも点検時に一緒に交換してもらいました。LLC(冷却液)は前回車検時に交換しているので今回はパス。車検満了日は11月中旬なので、10月後半に再び車両を預けて継続検査のみをお願いすることになりました。(継続検査は満了日の前1ヶ月以内であれば、次回の満了日が早まることなく検査を完了させることができます)

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、車両を引き取って帰る途中でクラッチの作動に異常が……シフトチェンジの度にガツンガツンと大きなショックが襲ってきます!! シフトチェンジしなければ普通に走行できるのですが、一旦停止すると発進するときの衝撃が半端ない……「半クラ一切無し」みたいな、いきなりクラッチが直結される感覚です。一度、信号待ちからの発進時に完全にエンストしてしまい、後続車にジェスチャーして先に行かせるハメになりました、これは恥ずかしい(汗)


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ただ、心臓バクバクしながら2〜3km走行すると、さっきまでの症状がウソみたいに出なくなってしまいました! よく分からんが治った!?

そうして、「あれは何だったんだ……」と考えながら走るうちに無事に帰宅することができたのですが、なかなか恐ろしい体験でした……ちなみにこの間、トランスミッションの警告類は一切出ていません。

この症状ですが、以前に読者さんからメッセージを頂いたことがあって、その方が体験した内容にソックリだったのを思い出しました。その時の原因は「SMG作動油のエア噛み」だったそうです。レリーズシリンダーにエアが噛んでクラッチの作動が不安定になると、シフトチェンジ時の半クラ制御が正しく行えなくなるため上記のような症状に繋がるようです。もちろん今回の症状の原因がエア噛みと断定できる訳ではありませんが、可能性の1つとしては十分考えられそうです。他にクラッチ作動不良の原因としては、レリーズシリンダーのプッシュロッド破損やレリーズベアリングの固着なんかもあるようですが、一時的かもしれないにせよ今は治ってしまったので可能性は低そうです。

とりあえず今は、このままなんとか症状再発せずに車検をクリアして今後2年のリードタイムが欲しいと願うばかりです(汗)ただ、間に合えば検査の前にSMG作動油のエア抜きくらいはやっておこうかと迷っているので、一度ツテのあるショップに問い合わせてみようかと思います!(ISTAで作業手順を確認しましたが、VANOSのエア抜きみたいに診断機だけではできず、リフトアップが必要でした)

 

ホントはクラッチ交換も含めてSMG廻りをメンテナンスしたい時期に差し掛かっているんですけどね……何せ費用が掛かるので、これは車検後の「黄金の2年間」にゆっくりと考えたいと思っています、無事に車検まで持ち堪えられたら、の話ですがw