サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

【BMW E60 M5】クラッチ交換に必要な部品 + 一緒に交換した方がいいもの


前回お伝えした通り、急遽クラッチ交換が必要になりましたので色々調べていきます。

 

前回の記事はコチラ↓

 

と言っても、クラッチ廻りについては以前調べたことがあるので、今回は情報のアップデートと再確認です。

 

以前調べたときのの記事はコチラ↓

 

為替レートが円安過ぎて、海外で販売されている部品を日本円換算したときの価格が今と全く違いますが、面倒なので修正はしませんw あの頃買っておけばよかったと後悔ですが、こんなことになるとは予想だにしなかったので……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今回の交換部品ですが、以下を考えています。トランスミッションを脱着したときにしか交換できない部品や、脱着途中で交換可能な部品も含めています。

■クラッチ廻り

クラッチキット    21212283089
ピボットピン    21511223328
クラッチスプリング    21517570284
レリーズフォーク    21511223302
ガイドスリーブ    23117564680
クラッチレリーズシリンダー    23017838938
パイロットベアリング    11211720310
シャフトシール    11217838071

 

■マウント類

トランスミッションマウント(2個必要)    22312283285
エンジンマウント LH    22116762607
エンジンマウント RH    22116762608

 

■プロペラシャフト廻り

センターベアリング    26122282572
ジョイントディスク    26112282573

 

ベアリングやオイルシールは純正品、マウント系は純正が高価過ぎるのでOEM・社外品で対応したいと思います。クラッチキットは律儀に純正使う人はほぼいないようですのでSACHSで問題ないでしょう。ピボットピンは純正の樹脂製ではなく、金属製の社外強化品を使ってみようと思います。レリーズシリンダーは意外とトラブルが多いらしく、しかもベルハウジング内部からナット留めされているということで、高額部品ですが是非とも交換しておきたい部品の1つです。

ちなみにフライホイールですが、コレは非常に高額ですし、まだ無事だと信じて今回はパスの予定です。クラッチが完全に無くなって傷が付いてたら終わりですがw SMGの油圧ポンプ関連は普通に動いているので、緊急時である今回はパスします。ポンプやるならバルブブロックも含めてオーバーホール済みの再生品を購入、もしくは中古部品をDIYでオーバーホールして、油圧系統をまるっとリフレッシュしようと思っています。

 

油圧系統とはここですね↓



 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとまず一通りの部品をカートにぶち込んで比較してみましたが、今のレートでは部品を海外で調達するメリットはあまりありません(汗) 一応、クラッチキットとレリーズシリンダーだけは今のレートでも合わせて4万円程安いため、送料と関税を考慮しても2万円程は安くなります。とはいえ、海外調達のリスクに見合うかどうかは微妙です。

ざっくりですが、上で上げた部品をアメリカから調達すると全部純正で35万くらい、OEM・社外品を織り交ぜた最安値でも31万程掛かります。(送料込み) 国内で調達した方が多分安いですw

一方、ヨーロッパから調達すると全部純正で25万くらい、OEM・社外品を織り交ぜた最安値で23万円程となりそうです。(送料込み)

どちらも現在のレートで計算していますが、今やアメリカからの調達は完全に損ですw 更に、どちらから調達してもここに関税(ヨーロッパの場合はVATと呼ばれる付加価値税もあります)が掛かってくるのでプラス5000〜10000円程必要になりそうです。

ちなみに、ヨーロッパのサイトだと決済通貨をドル/ユーロ/ポンドから選択できる場合があるのですが、ユーロをベースにドル/ポンド換算しているようです。支払い額が20万円近い場合、時期によっては円に対して一番安い通貨を選べば5000〜10000円くらいは変わってくると思います。円最弱の今は時期が悪いのでどれを選んでも大差ありませんが……一応高い順に並べると ユーロ>ポンド>ドル の順になりました。ユーロとドルで3000円程度の開きとはいえ、あれだけ強いドルが日本円で決済すると一番お得という不思議な結果にw ユーロベースで計算されているので、ユーロドル/ユーロポンドのレートに左右されるということですね。

そして、全て国内調達するとなると大体25〜26万円くらいになると予想されます。ネット調べではどうしても値段の分からない部品がありますので、この辺はショップの見積りを確認してからですね。

これら全てを表にまとめて睨めっこしたところ、国内と海外のいいとこ取りしても24万円くらい掛かりそうです。プロペラシャフトのセンターベアリングとジョイントディスクが妙に高く、これだけで4万円くらいするので交換を見送るのも手かなと思い始めました。トランスミッションを降ろさずとも、マフラーさえ脱着すれば交換できますしね。

長々と書いてしまいましたが、部品調達費用を抑えるのに一番重要なのは何と言っても為替レート!為替介入でもう少し円高になってくれると嬉しいのですが……w