先日、一時的とはいえクラッチ作動の異変が発生したM5ですが、現在は普通に走行できています。
とはいえ、気のせいか発進時のジャダーや変速ショックが大きくなっているような……走行75000km、いい加減クラッチ交換を行った方がいい距離なのは間違いありませんw 車両は中古で購入し記録簿は一通り揃っているのですが、クラッチを交換した履歴は残っていないので、一度も交換されていないものと思われます。
ただ、来月に車検を控えているため大掛かりな整備はしたくない……ということで、気休めかもしれませんがハイドロリックフルードのエア抜きをやっておくことにしました。作業手順を確認すると、診断機を繋いで指示された通りの事をやるだけなのですが、車両をリフトアップしてフルードのリザーバーにアクセスする必要があるため、DIYではちょっと面倒です。基本、私は車両を持ち上げる必要がある作業については（気力の問題から）外注する主義ですので、素直にやってくれるところにお願いしますw
今回作業をお願いしたショップは、過去にもオイル交換やDSCユニットの交換をお願いしたことのある近所のショップです。偶然ですがBMWに詳しいので助かっています。近々、車検をお願いするショップとは違いますが、こちらのショップはサービスとして車検を取り扱っていないため道義的にも問題ないはずw
ハイドロリックフルードの補充が必要な場合があるので、念の為自分でフルードを購入して持ち込みました。
CHF11Sというタイプのフルードです。こちらは1L入りで、Amazonで1840円でした。全交換でも2L程で足りるようなので、補充用としては十分な量です。
実はこのフルード、M5のパワステにも使われていますので、もし今回使うことがなかったとしてもパワステフルード交換に使うことができるということで、割と躊躇なく購入できましたw
全交換するなら、以前記事にしたこともある強化フルードを使いたいところでしたが、時間もないのでまたの機会にということで……
費用は工賃のみで8,800円（税込）でした。作業後の感想ですが、特に変化は感じられません。変速に異常が出ていない状態なので、当然といえば当然です。しかし、精神安定のためには良かったかなと思います。
本当なら、合わせてクラッチポジションの学習リセットも行った方がいいのですが、クラッチ残量が限界値付近でこれをやるとトドメを刺してしまう危険性があるとのウワサも……もしリセット作業が途中で失敗してしまうとその場で不動車になってしまうとのことで、今回は怖くてできませんw 車検が終わって、クラッチ廻りの部品を一通り揃えたらやってみます。失敗したらそのままロードサービス呼んで、レッカーでクラッチ交換の入庫ですねw
今後は、クラッチ交換に向けて価格調査と部品の手配を行っていきたいと思います。
