BMWに限った話ではありませんが、車両のメンテナンスやコーディングを行う上で欠かせないのが診断ツールです。
私自身も昨年、DSCユニットの故障を機に診断PC一式を購入しました。
そのときの記事がコチラ↓
それからというものの、記事のネタになるようなものはないかとアレコレ触っていたのですが、実は1月にPC本体に異常が……
電源を入れると「プッ」という音と共に画面に「Fan Error」と表示され、すぐに電源が落ちてしまいます。
一応「Fan Error」表示中にEscボタンを押しっばなしにすると強制起動できるのですが、しばらく使用するうちに本体の底が物凄く熱くなってしまい、このまま使用するのはちょっと怖い(汗)
ファンの回っている音は一応するけど、なんか弱々しい……やっぱりファンがダメなのでしょう。かなり古いWindows8のノートですから無理もありません。
ということで、今回は車ではなくノートPCの修理(ファン交換)です。
早速やっていきましょう。
Lenovo Thinkpad T410 ファン交換手順
まずは本体周辺に付いている部品を一通り取り外します。
バッテリー
カード挿入口のフタ(?)
ディスクドライブ
HDDはネジを外してフタを開けると出てきます。ストラップを持って引っ張り出します。
底面のフタを外します。
中のネジを外しておきます。
キーボードは手前側左右を押さえ、前にスライドさせると外れます。
底面のネジを全て外します。
底面のネジを外したあと、表面のカバーを引っ張って外します。
表面のカバーからはタッチパッドの配線が延びているので、引っ張り過ぎないように。
◯の部分にタッチパッドの配線コネクタがあるので外します。
ファンはキーボード左上の奥にいます。
周辺部品を外します。
液晶部分のネジを外します。
液晶部分をずらしてファンを取り出すためです。
ファンが丸見えになりました。
ファンを留めているネジと、コネクタを外します。
無事に摘出完了!
品番を確認して、ネットで注文。
ありました!
ファンを交換したら、あとは逆の手順で組み立てていき作業完了!
部品の発送に遅れが……
サクッと作業完了しているように見えますが……実はこれ、部品注文までは1月中旬の出来事です。
それなのに何故、このタイミングで記事にしているのかというと、部品が2度にわたって発送延期となってしまい、到着したのが2月25日だったから(汗)
ええ、もちろん新型コロナウイルスの影響です。
一向に部品が来ないので、バラバラになったノートPCは1ヶ月もの間、ホコリを被って放置されていました(汗)
でも部品が届いただけマシだったようで、2月に入ってからは品切れ中で購入できない状態に……
まとめ
今回の作業手順は、ネットで色々調べながら自己流で作業した結果です。必要のない部品取り外しもあるかもしれませんが、今更こんな古いノートPCの修理をする方もそういないと思いますので、あまり気にしないことにします(笑)
やってみると、たまに固いネジがあるものの意外と簡単だったという印象。
これで「Fan Error」も出なくなったので、安心して車両に接続できそうです。
診断PCを使ったアレコレは、近いうちにアップできると思います。