月20万円で、あなたの生活全部撮らせてください———
こんな話を持ちかけられたらどうしますか？？
月20万円の報酬で、私生活の様子を動画撮影させてもらうという社会実験プロジェクトへの参加者を Plasma（プラズマ）というIT企業が募集している、というニュースを見ました。明日までの募集だそうですので、これは 笹食ってる 会社行っている場合ではないですね！(笑)
最初にこのニュースを見たとき、私は真っ先に
「カメラに撮られているだけで20万も貰えるなら、夢の脱サラ生活できるじゃん！」
と思ってしまったのは言うまでもありません(笑)
しかし、内容はなかなか厳しいです。ホントに24時間365日、なんと脱衣所やトイレにまでカメラが設置されて撮影されるそうです。プライバシーはほぼゼロ……
目的は生活行動のデータ収集ということで、どこかで大々的に公開されたりといったことでは無いのですが、万が一流出でもしたらたまったものではありませんよね(汗)
ただ、撮られていると分かっていたら家の中での行動も変わってくると思うのですが、そういうデータにも一応価値はあるんですかね？？ カメラに撮られていたら絶対しない行動って、色々ありますよね？(意味深)
ただ、内容に反して応募者は増え続けているそうで、既に500人以上応募があったとか。いやはや、すごい時代です！
いや～まさか、「トゥルーマン・ショー」の世界が現実に……と思ってしまいましたが、アレよりは遥かにマシか(笑)
ちなみに「トゥルーマン・ショー」とは、1998年に公開されたジム・キャリー主演の映画です。普通に生活している主人公が、実はすべてを撮影されていてテレビ番組として放送されていた……というお話。
コメディ映画なのですがそこはジム・キャリー、笑いを取りながらも最後はしっかりと感動させてくれる作品です。
まあ、こちらは登場人物が全てエキストラという、生活環境の全てが虚構だった訳で、今回のニュースとは根本的には異なるのですが、知っている人なら真っ先に思い出してしまいますよね。
今後このような「個人の生活動画」がどこまでビジネスとして成り立つのか、興味深いです。
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