サラリーマンの皆様は今年も年末調整の書類提出時期が迫っていることと思います。私も昨日ようやく書き上げたところです。
そもそも、年末調整って何のためにあるのか? 実は私、30過ぎまでよく分かっていませんでした(汗)
特に、独身で保険にも入っていない人は、住所氏名の記入と印鑑だけで終わってしまうので、同じような(特に若い)方もいるのではないでしょうか?
ざっくり言うと、年末調整とは「本来、確定申告が必要な所得税の申告を会社が代わりにやってくれる」サラリーマン特有のシステムです。
サラリーマン以外の人の納税までのフローですが、
1年間(1/1~12/31)働く
↓
確定申告する(2~3月)
↓
納税額が確定、支払い
となります。
一方、サラリーマンは、
働いて毎月給料をもらう(このとき、毎月の給料から見込みで所得税分が引かれる)
↓
年末調整で控除の申請をする
↓
12月の給料支払い時に見込みで払い過ぎていた所得税があれば返ってくる
となっているのです。
会社で働く上で発生する所得税に関してだけは、会社内で完結してくれるということです。ちなみに、住民税は昨年度の収入によって確定したものを月割りで払っているので、減ることはありません。
しかし、サラリーマン以外の収入がある場合、結局は確定申告をしなければならないので、実はそこでまとめて控除の手続きを行っても問題ありません。確定申告をすることが決まっているならば、会社に提出する年末調整の用紙は住所氏名と印鑑だけでも構わないのです。まぁ、年末調整やっておくと確定申告が少~しだけ楽になる程度です。先にお金が戻ってくるのは嬉しいですけどね。
しかし、毎年この用紙を記入していて思うのは、保険会社の社名が長くてウンザリすることです。三井住友海上火災保険とか、全国生活協同組合連合会とか……
ちなみに、全国生活協同組合連合会は「全国生協連」と略して記入してもよいということを全部書いた後で知りました(笑)
最終的に、全ての記入と書類を揃えるのに1時間半ほどかかってようやく終了。
そして、完成品を写真に撮っておけば来年楽になるかも思い、今回は撮影しておきました。でも、毎年微妙にフォーマットが変わるんですよねこれ……
次は2月の確定申告に向けて準備です!