サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

「保証付き中古車には、早めに夏の猛暑を経験」させた方がいい理由

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今回のテーマは「中古車はいつ買うのが良いか?」です。

これは「安く買えるのがいつ?」という意味ではなく、車の維持コストを抑えるために実費での故障修理をできるだけ回避することが目的です。

 

ご存知の通り、保証付きの中古車は販売店側が定めた期間内の故障なら基本、無料で修理してもらえます。ということは、保証期間に車が壊れる確率が高いほどお得ということです。

そして、

車が壊れる確率の高い季節 = 夏

というのが今回提唱したい説(?)です!

 

 

 

 

 

 

 

では、なぜ夏は車が故障しやすいのか?

 

それは言うまでもなく、暑さによる熱です。

 

「えっ?じゃあ冬も寒さで故障しやすいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、自動車(EV除く)は、エンジン自体が熱を発生するため、寒くても自身の熱で勝手に暖まります(一応、EVもモーターが熱を発しますが)。なので、使用中に極端な寒さに晒されることは殆どなく、よって冬の寒さが原因の故障ってあまり聞きません。

ところが、夏の場合は上述したエンジンの熱に加えて外気による熱も凄いので、(オーバーヒートのレベルではありませんが)車両が自身の冷却装置では冷却しきれず長時間高熱に晒されることが頻繁に起こります。これが車両の電装品にダメージを与えてしまうのです。電装品の電子基板内にあるハンダが溶けて接触不良、半導体の故障、コンデンサーの液漏れ etc…  大体、熱が原因です。特に日本の夏は湿度もあり世界でも過酷な環境と言われています。お盆の渋滞なんて、走行風もありませんから非常に危険です(汗)  そりゃオリンピックのマラソンも札幌で……ってなりますよね(笑)

 

特に輸入車の場合は、日本での販売を想定しているとはいえ、基本は本国仕様です。国産車よりも熱に弱いと思って間違いありません。不本意ながら私自身も、6月からず~っと故障修理の記事をアップし続けておりますが、これらも夏の暑さによるものと推測されます。現に、今も修理できていないDSCユニットは、10月に入って警告灯の点灯頻度が激減しました。

私の場合は、保証無しで車両を購入したため今回の内容には当てはまらないのですが……納車が夏場で、納車後1週間で警告灯が付けば、さすがに車両の瑕疵(初期不良)として販売店側も何とかしてくれたかもしれません。

 

夏場に起こった私のBMW E60 M5の故障はこちら↓

 

 

という後悔もあって、保証付きの中古車を買うときは「保証期間内に夏場が含まれる」タイミングで買うのがいいのかな~と思います。

もちろん、1年とか3年の保証があればこんなこと考える必要はないのですが、車両の年式や販売店によっては保証期間が3ヶ月とか6ヶ月という場合もあります。この場合は、一度も夏を越さずに保証期間が終了する……という可能性もあるため、初めての夏で泣き寝入りの自腹修理、は避けたいところです。

 

また、中古車の場合は契約から納車まで2~3週間程掛かるのが一般的です。それも逆算して、契約のタイミングを決めるのがいいと思います。例えば、保証期間が3ヶ月であれば6~8月の3ヶ月が保証期間となるように、GW中に契約する……といった感じです。保証期間が6ヶ月なら5月~10月の6ヶ月ですかね~。

 

参考になれば幸いです^_^;