さて、工具が足りず作業中断となってしまったE60 M5の窓落ち修理DIY。無事にソケットを購入できたので作業再開です。
前回の記事はこちら↓
ソケットは自動車工具専門店のアストロプロダクツにて購入、トルクス型の12mmというサイズです。ちなみに近所のホームセンターには売っていませんでした(汗)
輸入車ではよくあるタイプなのかもしれませんが、やはり日本では一般的ではないようです。
ということで、早速レギュレーターを取り外していきます。
モーターのコネクターを外し、モーターを固定しているトルクスボルトを緩めます。
レギュレーターの上下にある取り付けボルト2本を外します。上はトルクス、下は10mmの6角ボルトになります。
ようやく外れました!
左が元々付いていたもの、右が新品です。何だか形状が微妙に異なりますが、ちゃんと使えるんでしょうか……
取り外したレギュレーターは、ワイヤーが切れてグチャグチャになっていました。
ここから、モーターを取り外して新しいレギュレーターに移植します。モーターはトルクスネジ3本で留まっています。内張りに使われていたものと同じサイズです。
モーターを移植が完了し、ようやく折り返し地点です。ここまで計3時間近くかかりましたw
あとはバラしたのと逆の手順で復元していきます。
新レギュレーターを取り付け。形状は異なりますが、問題無く取り付けできました。
そしてガラスをレギュレーターに取り付け、ガラス周りの部品を取り付けたら、コネクター類を全て元通り差し込み内張りを取り付けたら作業完了!
簡単に書きましたが、後半も2時間近くかかりましたw
そして最後に……
取り付け作業が完了しましたが、このままではガラスの位置が部品交換前と変わっている為、パワーウインドウのオート機能が正しく作動しません。パワーウインドウの初期化が必要なのです。
やり方は簡単です。初期化したいドアのパワーウインドウスイッチをマニュアル操作(≠ワンタッチ操作)して、ガラスを全開にします。全開したら、パワーウインドウスイッチをそのまま押しっぱなしにして、20~25秒程保持します。これで初期化完了!
※番外編として、作業後にエアバッグの警告灯が点灯してしまいました。これはドア内張り内にあるエアバッグのコネクターを、キーがACCの状態で外してしまったためです。終始、キーOFF状態で作業すれば点灯しないと思われます。消すにはテスターが必要なのですが走行には支障ないため、後日どこかのお店で消してもらうか、簡易テスター買って消すことにします^_^;
結果、時間はかなりかかりましたが、無事に作業を完了させることができました。少々不安のあった激安レギュレーターも、問題なく作動しています! 今回の経験で、今後は他のドアが窓落ちしても自分で安く修理できる自信が付きましたので、窓落ちに関してはこれで安心です。
あと気になるのは耐久性ですね。どれくらいもつのか、これから検証です。