会社で売上の管理をしていると、
「この金額がそのまま懐に入ってくれば、今の半分の仕事量で暮らしていけるのにな~」
なんて思うことがあります。
個人単位で案件をこなすタイプの仕事をしている方なら、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
今回は、40代サラリーマンの今後の選択肢と会社の在り方について書いてみたいと思います。
独立・起業という選択肢
もちろん独立して起業すれば、同じ金額を稼ぐための仕事量は半減するでしょう。しかし、独立にはリスクも伴います。
- 会社という看板無しに、安定的に継続して仕事を確保する必要がある
- 年金・健康保険などの会社負担分も稼ぐ必要がある
- 仕事が無いときは収入ゼロ
- 健康面が悪化しても代わりがいない
充分なスキルとコネ、健康状態に自信があれば、サラリーマンの倍の収入をサラリーマンの半分の期間で稼いでセミリタイアするのは良い選択だと思います。ただし、独立してやっていけるだけのスキルやコネを身に付けるには時間がかかることも多く、多くの人はそれなりの年齢になっているのではないかと思います。そうなると、今度は健康面での問題が出てくるんですよね。難しいところです。
こうやって考えていると、サラリーマンってのは気楽な稼業だなと思うのと同時に、会社という組織は本当にムダが多いなと感じます。
会社組織のムダな部分
私の仕事の場合ですが、収入から逆算すると、個人売上の約半分は会社に持っていかれている計算になります。よく「会社が従業員を雇用するコストは給与の1.5~2倍」なんて話を耳にしますが正にその通りで、会社が儲かるには、従業員が自分の収入の倍稼がないといけないわけです。福利厚生の会社負担分についてはもちろん理解できますが、その他の直接的に金を稼いでいない経理や人事、総務等の人間の分まで稼がないと会社は成り立たないので、やはりムダは大きいですよね。個人事業主であれば、この辺のコストはほぼ必要ないので。
サラリーマンのメリット
しかし、悪いことばかりではありません。会社に属することによって、売上がなくても最低限の給料は出る、病気や怪我で一時的に働けなくても事業は継続でき手当も出る、そして何より会社の看板を使って仕事ができる点が大きいです。私の場合、仕事はこなせたとしても、個人事業主として仕事を取ってこれる自信は全くありませんのでw
まとめ
以上を踏まえたうえで、私は「会社の看板を使って仕事をする代わりに、売上の一部をロイヤリティとして会社に支払う」という意識でサラリーマンを続ける選択をし、日常を過ごしています。タイトルにあるように、コンビニのフランチャイズみたいか感覚ですが、それよりも遥かに気楽なのは間違いありませんw
しかし、将来絶対安泰…といった会社とはとても思えないので、経営が悪化したときにはすぐに転職できるよう、同業他社との繋がりも大事にするように心掛けています。
自分の置かれた環境・投資スキルを考えると、サラリーマンと投資活動を兼業しながら少しでも早いセミリタイアを目指す…ことが現時点ではベストと考えています。
「手っ取り早く一生分を稼ぐ」が簡単に出来れば、誰も苦労はしないですよね^_^;