「Hey Mercedes!」でおなじみの新型Aクラス。スマートフォンのSiriやGoogleアシスタントのような自然会話による音声認識操作をウリにしていますね。
しかし、私がオジサンだからでしょうか。この手の機能、普段一切使うことはありませんw 意外とこういう方は多いと思うんですが、実際はどうなんでしょう?
今回は、主に自動車の音声認識機能について書いてみたいと思います。
日本でのスマホ音声認識使用率は約4割
昨年のある調査によると、日本人のスマホユーザーで半年に一度以上、音声認識を使用したのは約4割だそうです。スマホでこれなので、車だともっと低いことが予想されますね。ちなみに、アメリカや中国では8割近い使用率だそうです。やはり国民性による違いでしょうか?
なぜ、音声認識を使うのが恥ずかしい?
私の場合、人前はおろか一人で車に乗っていても、何か小っ恥ずかしいものを感じてしまいます。
「機械に向かって話し掛けているのが滑稽」
「端から見ると独り言を言ってるように見える」
という感覚です。
スマホの音声認識なんかも、一人でいるときですら使えないのですから、もし公共の場で使おうとするならば、その場にいる全員に振り向かれる覚悟が必要だと思ってしまいますね。
認識率への不安
とはいえ、私だって実際に自分の車で音声認識を試してみたことはあります。
しかし、最近の車であっても正しく発話を認識しないことがちらほら… 中でもバツが悪いのは、ナビで目的地を検索するときに長々と住所を言った挙げ句、全然違う場所が出てきたときです。2~3回連続で失敗すると心が折れますw 最新の車ならバッチリ認識してくれるのでしょうか?
しかしまぁ何と言うか…「これなら手で操作した方がマシ」と思われてしまった時点で、使われなくなる可能性が高くなってしまう… シビアな機能ですよね^_^;
走行中に使用できるのは大きなメリット
それでも自動車メーカーが音声認識に力を入れているのは、便利さと安全面を両立させるためでしょう。
安全のため、走行中にディスプレイ操作が制限されてしまうのは使い勝手の面では悪くなってしまいますので、手を使わずに操作できる方法が音声認識というわけです。
変わりダネとしてはBMWが採用している、ディスプレイの前で手を振って操作ができる「ジェスチャーコントロール」というものもあります。
まとめ
音声認識自体は、恥じらいと認識精度さえ克服できればとても便利であることは間違いありません。
一番の問題はやはりユーザーの意識改革だと思いますが、スマホやAIスピーカーを通じて音声認識に抵抗のない人が増えていけば、やがては車にとって必要不可欠なものになるかもしれませんね。
今のところ、自分が車に話し掛けているシーンはまだまだ想像できませんが^_^;