私は今まで、ローンを組んで車を買ったことがありません。「車は一括払い」が主義です。
理由は、ある程度値段が付くとはいえ「やはり車は消耗品」と考えているからです。また、消耗品と考えているが故に車両保険にも入ったことがありません。(もちろん、相手に支払うための保険は入っていますよ!)
しかし、ローンを組んで車を買うとそういうわけにもいかなくなりますよね。(本質的には)自分の車ではないので、保険もフルに掛けておかないといけません。
今回は借金について、投資で脱サラ(セミリタイヤ)を目指すサラリーマンとしての考えを書いてみたいと思います。
投資と消費の借金は別物
不動産投資ローンなど、投資のために借金をするのは一概に悪いとは思えません。資産価値のあるものについては、お金を借りて買ってもいざというとき換金できるからです。
むしろレバレッジを効かせて少ない資金で利益を上げようとすると、借金は不可欠になってきます。
レバレッジについては過去記事参考ください↓
しかし、車や家具、家電など消費のために借金をした場合、買った物は全くお金を産み出さないどころか、返済のために月に出ていくお金が増えるだけです。これではセミリタイヤは遠退くばかりです。
借金をするのはあくまで「お金を産み出す物」だけにするのが基本です。
消費での借金は「収入の前借り」に過ぎない
消費行動で借金をするというのは、将来自分が稼ぐお金を前借りしているに過ぎません。借りたものは返さないといけないのは当然ですよね。しかも借金の返済には金利が乗っかってきますので、将来の収入を更に減らしてしまうことになります。
さすがに、住宅はしょうがないと思いますが、自分の稼ぎを前借りしないと買えない物というのは身の丈に合っていない可能性がありますので、再考の余地があるといえます。
金利以上のリターンを出せるならアリ?
ただし、消費のための借金といえども「これなら借りてもいい」というケースもあります。車のような数百万円の買い物をする場合、やっぱりそれだけの現金が一気になくなるのは投資のチャンスを逃してしまう可能性があります。ローン金利が極端に低く、それを上回る利回りを投資で出せるのであれば、消費での借金もアリだと思います。
車ですと、たまに「特別金利0.1%」なんてキャンペーンをやってますよね。こういう場合は手元に数百万円を残して、それを不労所得を産み出すための原資にするのは悪くない選択肢です。ただし、原資が0になってしまうような投機的な行為はNGです。最悪、車の借金だけが残る結果となってしまいますw
まとめ
一口に借金といっても、その用途によっては良い借金(投資)と、悪い借金(消費)があります。
住宅以外の消耗品は借金してまで買わず、投資で借金をする場合は、利回りが金利を上回るもののみ購入する、そうしてリスクを抑えられれば、借金の恐怖を感じることはなくなるのではないでしょうか?
とはいっても、借金を抱えているというのは気分いいものではありませんがw 私も「何歳まで返済を続けるのか」を考えると気が遠くなってしまいます^_^;