私は普段、車で通勤しているのですが、会社の駐車場には「前向き駐車」の看板があります。コンビニの駐車場などでも見かけますよね。これについての素朴な疑問について書いてみたいと思います。
なぜ前向き駐車をお願いするのか?
前向き駐車とは、読んで字の如く駐車場に頭から突っ込んで車を停める方法ですが、これは駐車場の先に民家がある場合にお願いしているパターンが殆どです。
理由は、車の排気騒音や排気ガスが民家の方に向かないようにするためですね。特に、フェンスの先に畑や花壇、白い壁があったりする場合は、前向き駐車を指定されていることが多いです。
排気ガスが出ない車ならどうなる?
ここで気になることが1つ。
前向き駐車の理由が排気ガスであるならば、排気ガスの出ないEVなら後ろ向き駐車OKなのか?
ということです。
我ながら、捻くれ者な疑問だとは思いますが^_^;
理論上はOK?
前向き駐車のお願いが上記の理由によるものであれば、排気ガスは一切民家には向かないどころか、排気ガス自体が発生しないため、何ら問題はないでしょう。
また、駐車場の先に壁がなかったり、金網フェンスだった場合は、前向き駐車すると住人は「見られている」と感じることもあるかと思います。しかも、前向き駐車は後ろ向き駐車に比べて、出るときに危険です。
プライバシーの保護、安全面の観点からも、後ろ向き駐車の方が良いとさえ思います。
倫理上の問題?
これが一番の障壁でしょうか。
駐車場に並んでいる車がEVかどうかなんて、一々確認する人は稀です。看板を設置しているのに前向き駐車され、怒ってクレームを付けたら逆に論破される…振り上げた拳を易々と下ろせる人はそういないかもしれませんw
また、他の駐車場利用者にも「マナーのなってないドライバー」と思われてしまう可能性が高いです。
まとめ ~ 将来は無くなる看板?
結論としては、やはりEVだからといって1台だけ後ろ向きに停めるというのは、相当勇気のいる行動です。只の煽り屋となる可能性も十分にありますw
いずれ来るであろう、内燃機関車が絶滅し、自家用車のほぼ全てがEVになるまでは無茶は止めましょう^_^;
その頃には、この看板も役目を終えているんでしょうね~。