メルセデスベンツが限定車「S65ファイナルエディション」をもって、現行モデルでのV12エンジン搭載車の生産を終了するそうです。
あくまで現行モデルでの話ですので、次期モデルではどうなるのか、まだ分かりません。もしかしたら、V12はAMGモデルのみの設定となるかもしれませんね。
やはり時代の流れ、このクラスにもダウンサイジングの波が確実に押し寄せてきています。
私のような「反社会的で狂ったエンジン」が大好きな人間にとっては、まったく夢のない話ですw
たしかに、販売面で言えばV12エンジンのSクラス
全く売れていません(T_T)
参考までに中古車サイトで調べてみると、現行(W222)のSクラスのタマ数は472台。そこからV12エンジン搭載車を検索すると…
なんと2台!
そうか、V12を買うような人はみんなAMGを買っているんだ、きっとそうに違いない!
と思ってAMGを調べてみると…
これまた2台w
もはやギャグですw
これほどまでに少ないとは…
やはり、値段が高過ぎるんですかね^_^;
ちなみに、ライバルであるBMW 7シリーズと、アウディA8のV12(アウディはW12)も調べて見ました。
BMW 7シリーズ(G11): 8台
アウディ A8(D4): 8台
メルセデスより多いですね、意外です。こだわりのある人が多いメーカーだからでしょうか?相場もメルセデスに比べると安く、300万円台からあります(!)
しかし、販売比率でいくと各社とも数%レベル、ラインナップされているのが不思議なくらいですが、私はブランド価値を維持するためのイメージリーダーとしての存在だと思っています。
例えば現行モデルのレクサスLSは、V6エンジン搭載のガソリン/ハイブリッド車のみの設定です。世界の市場でドイツ勢と戦ったときに、12気筒や8気筒モデルの有無がブランドイメージにどんな影響を与えるのか、非常に興味があります。
現在は苦戦していると言われているLSですが、多気筒モデル無しでどこまで戦えるのか注目です。
12気筒搭載車、やっぱり死ぬまでに一度は所有してみたい!