そんな速そうな車で、一体どこを走るの?
こんなスピードが出そうな車、危ないんじゃない?
ハイスペックな車を検討していると、度々身の回りから発せられる、これらの言葉。車好きの皆様なら、心当たりのある方も多いのではないでしょうか?^_^;
車に興味のない、または高性能車を運転したことのない人に限って、この台詞を口にします。それは何故か!?考えていきたいと思います。
スピードは遅いほど安全?
上記のようなことを言う人は「スピードは速いほど危険=遅いほど安全」十中八九、こう思っているはずです。
違うんです!!
加速がいい = 最高速が速いではありません。
また、スピードが出る = 速く走らないといけないわけでもありません。
おそらく、高性能車 = 高速道路で右車線をカッ飛ばしている大型セダンやスポーツカーのイメージなのでしょう。
しかし、あの行為はやろうと思えば、納期の迫ったプロボックスにもできるんですよねw
では、高性能な大型セダン(仮)とプロボックス、何が違うのでしょうか?
高性能からくる安全性
高性能な大型セダン(仮)とプロボックスとの最大の違い、それは
高性能からくる安全性
です。
高速道路を爆走する行為はあくまで例えですので、当然やるべきではありません。しかしそういった事に限らず、他のあらゆるシーンにおいて同じ動きをした場合、高性能な車の方が確実に安全なのです。(路地で擦るとかではなく、命に関わる安全の話です)
スピードが出るとか短絡的な話ではなく、高性能な車は、
走る
曲がる
止まる
性能が高いのです。
必要な時に必要なスピードが出せること
これ実は、凄く重要なんです。
合流地点や、追い越し時にモタモタして、あわや接触事故…みたいな場面を見たことあると思います。これは、運転者の思い切りが足りない場合もありますが、思い通りの加速ができない場合にも起こる事例です。
また、「曲がる」や「止まる」の性能のついても、緊急操作時の挙動にダイレクトに影響してきます。致命傷レベルの事故が、軽い接触で済む等、万一の時に被害を軽減できる可能性が高まるはずです。
乗り比べれば分かる
百聞は一見にしかず、殆どの人は軽自動車と大型セダンを高速道路で乗り比べれば、上に書いたことは一発で分かるはずです。車に興味ない人は、軽自動車やコンパクトカーしか乗ったことがない、または運転しないから分からないだけです。比較するというのは性能を客観的に知る上で、非常に効果的なのです。
例えば、東京~名古屋間をアップダウンの多い中央道で走り比べてみれば、その差は歴然です。
性能の違いから感じる安全性のみならず、運転中の疲労度も全く異なることが理解できると思います。
まとめ
- 加速と最高速は無関係
- 高性能だからといって速く走る必要はない
- 高性能車は「走る」「曲がる」「止まる」のレベルが高いので安全
- 比べれば分かる!
まぁ、ここまで力説したところで家族を説得できないのが悲しい現実ですよね!w
「いい車を買いたい」世の中の車好きなお父様に、少しでもお役に立てれば幸いです^_^;