サラリーマン投資家がBMW E60 M5を維持するブログ

10年来の夢だったBMW E60 M5を思い切って購入した、ごく普通のサラリーマン投資家のカーライフと独り言の記録です。

 

 

 

価値の下がらない車の条件とは?

車を10年、15年と乗った後に売却する場合、殆どの車は価値が0に近くなってしまうのが一般的です。

しかし、一部の車種においては一定の価値が残り続けるどころか、状態によっては新車よりも高値がつくものもあります。どういった条件を満たせば、こういった車となり得るのでしょうか?思い付く条件をまとめてみたいと思います。ただし、ウン千万円のスーパーカーは車というよりは不動産に近いため、普通に買える量産車を前提とします。

 

 

 

 

 

 

趣味性の高い車

やっぱり一番人気はスポーツタイプの車ですね。続いてオフロード車でしょうか。

古くても欲しがる人が多い=価値がある

ということですので、趣味性が高い車が有利なのは間違いないでしょう。ポルシェなんて、SUV以外の大半のモデルがいつまでも高値安定ですよね。

 

当時、高い性能を誇った車

自動車としてのスペックも大事な要素です。デビュー当時に鮮烈な印象を残した車は、年月が経っても人々の記憶に残っているものです。代表的な例としては、初代NSXやR32 GT-Rのような車です。

番外編としては、圧倒的な耐久性から海外需要の高い、ランクルやハイエースのような車もあります。耐久性も性能の一部ということですね。

 

今後出てこない車、最後の○○

主にエンジンですが、のちに「最後の○○気筒」とか「最後の自然吸気」みたいな仕様的に最後のモデルとなる可能性のある車種が、価値が付きやすいです。分かりやすいアイコンですよね。

「Mモデル最後の直6NA」のE46 M3のような車がそれに当たります。

 

残存数が少ない

当たり前の話ですが、希少性=価値があるのが市場原理です。沢山売れたモデルだと、生産終了時は大した値が付かなかったのに、10年20年経ってプレミアが付く場合があります。

現行の86なんて、今は大量にタマ数がありますが、30年後にAE86のように高値が付く可能性だってあります。気の遠くなる話ですが…

 

理想はフルオリジナル

変に改造されていない、オリジナルの状態を維持している車の方が価値があるのが一般的です。理由は簡単で、買い手側からすると趣味の合わない改造はマイナスにしかならないからです。どうしても弄りたい場合は、オリジナル状態に戻せるように部品を保管しておくのも一つの手です。

 

MTが有利?

同一車種でAT/MTの設定がある車種の場合、MT車の方が価値が付く可能性が高いです。スポーツカーについては言うまでもありませんが、機械的にシンプルなMTはやっぱり「いつまでも乗れる」というイメージが強いのではないかと思います。

 

まとめ

以上が、私の考える「将来価値の出る車」の条件になるのですが、これを予想するのは中々難しいものがあります。条件を満たしたからといって、必ず高値が付くものでもないんですよね~(^_^;)

 

時代の流れとしては、ダウンサイジング+過吸がまだまだ続いていますので、その逆をいく車が将来、貴重になっていくとは思います。

私が有力視しているのはズバリ、

V8/NA/MTのE92 M3(今でも十分な値が付いていますが)や、V6/NA/MTのV36スカイラインクーペです。

最近発表されたマークX GRMNも挙げようと思いましたが、限定車なのでちょっと趣旨から外れますね。

 

と言っても、投資目的で保有して儲かるようなものではなく、あくまで手放す時に「買った時からあまり値落ちしなかった」というレベルの話です。当然保有している間は維持費もかかりますしね。

 

車好きの普通のサラリーマンには「なるべく損をせず、趣味の車を楽しむ」というのは、長く車趣味を続けていく上でも大切なことだと思います。その中で「価値の下がらない車」を予想することも、私にとって車趣味の楽しみの一つです。

もちろん「下取りを気にして、乗りたくない車を買う」のは本末転倒ですよw

 

さて、E60 M5の将来や如何に!?